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童貞がカッコいい時代があった、といったら、あなたはおどろくだろうか?

文春新書「日本の童貞」渋谷知美 ■文春新書「日本の童貞」渋谷知美

童貞
がカッコいい時代があった、といったら、あなたはおどろくだろうか?という抜群の書き出しで始まるこの本は、発行が文春新書であるということからも想像できる通り、まじめな研究書の一つである。そこらのサブカルライターがいい加減に書きとばした下世話な本と違って、大量の文献をあたり、データを系列立ててまとめあげ、それらを元に著者独自の視点から考察された、戦後の一大性文化史とも言える本、なのだが。

やっぱ、テーマが「童貞」っつーのは破壊力が大きく、というか、真面目に書けば書くほど、かえって笑いを誘ってしまうのだな、これはな。

この本を読んでいるときに一番楽しかったこと。職場で本を読んでいると、通りすがりの人とかに「何の本読んでるんですか?」と声をかけられたりする。そんなとき、黙って本を閉じて相手に手渡し、中表紙を開いてタイトルを見たときに、相手の顔を一瞬よぎる微妙な表情、それが最高。それを見るためだけにでも、この本は買う価値があると思うぐらい。ぜひお試しあれ。

さて、この本のテーマは実に明確で、現在の日本には「童貞は恥ずかしいものである」というコモンセンスがある。これに異論のある人はあまりいませんわな。うちのサイトにも、ちょくちょく童貞の方が某コンテンツ経由でたどり着いているようですし。

しかし、冷静に考えてみると「童貞」のどこが恥ずかしいのか? 自明の理のような気がしているので、あまり考えたこともありませんでしたが、言われてみるとちょっと変です。男性の童貞に対して、女性の処女にはあまりマイナスのイメージがつきまとわないのは何故か? うーん、不思議というか、説明が付かないですね。

そういった疑問に、正面から取り組んだのがこの本です。調べてみればすぐにわかることなんですが、かつての日本には「童貞」が恥ずかしいものであるというような概念は、ほとんどありませんでした。いや、ちょっと違うか。そもそも童貞を問題視するという観念自体がなかったといった方が適切かもしれません。

それが現在のように、童貞がまるで何かの罪か病気のような扱いを受けるようになってきたのは、実は1980年代から。つい最近のことなのです。

戦前から戦後にかけて発生した「童貞」という概念の大変革が、いったいどのような原因と経緯を経て行われたのか、それがこの一冊だけで全てわかる。わかってどうする。文春新書「日本の童貞」渋谷知美
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内容のすばらしいところをいちいち紹介すると長くなるので、以下に目次を引用しておきます。内容はこちらから推測してください。多分、想像通りの内容です。



第一章 「新妻にささげる贈り物」としての童貞
第二章 童貞のススメ ~男の性の問題化と医療化
第三章 貞操の男女平等の暗面
第四章 女の童貞、男の童貞 ~童貞という言葉の変遷
第五章 「恥ずかしいもの」としての童貞 ~戦後の雑誌言説
第六章 シロウト童貞というカテゴリー ~「恋愛の自由市場」の一側面
第七章 「やらはた」の誕生 ~童貞喪失年齢の規範化
第八章 マザコン・包茎・インポ ~童貞の病理化
第九章 「童貞は見てわかる」~童貞の可視化
第十章 童貞の復権?


そう、第十章に「童貞の復権?」とあるように、この本の目的は「童貞を云々いうことの馬鹿らしさ」を立証することであり、決して童貞諸君を馬鹿にするものではありません。それなりのポリシーの下、童貞を貫きつつも、なんかスッキリしないものを抱えている方々は、理論武装の一つとして読んでおくとよろしいでしょう。

まぁ、そう難しいことを考えず、ちょっと笑える本の一つとして読んでみるのもよいです。なんか、悪いけど本質的にこんなくだらないことを大真面目に研究しているっていうのは、見方によっては冗談にしか見えませんし。一部、作者がそれを自覚的に読者を笑わせようというしている節があるところもあるので、まぁ、多分そういう読者も想定されてます。真面目一辺倒で語るようなことでもないしねぇ、正直。

さて、では最後に、おそらく著者がもっとも言いたかったであろう一文を引用しておきます。この文は、また、この本の最後を飾る文章でもあります。麗子もまったく同感。メディアがあおるだけのくだらない情報に右往左往するような社会全体を反省するべきです、日本はね。

性から特権性が剥奪され、誰もが童貞に無関心になり、童貞を問題化する社会を問題化する本書が用済みになること。--逆説的なようだが、本書はそれを願っている。

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| セックスの知識 | 09:43 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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